土木事業部 工事部 工事課 黒田 航平
甲府の高速道路で、中央分離帯にガードレールを設置するための準備工を担当しているところです。
「準備工」とは、本工事の前に試し掘りして、地中の状態を確認すること。電気や電話のケーブルが地中に埋められているので、間違えて切ってしまう事のないよう、神経を使いますね。
準備工が終わったら、中央分離帯のガードレールの支柱の数を増やして補強し、また、眩しさを軽減(眩光防止)するための網を取り付ける工事の施工管理を行います。
施工管理の仕事には、職人さんや規制屋(道路の交通規制を行う専門の業者)さんの手配と勤怠管理も含まれます。今年は全国で工事が多いため、なかなか規制屋さんの手配が取れず、スケジュール管理が難しいですね。
工期内に終わらせるのが今の目標です。
“色々な人との出会いがあり、楽しく現場を進められる”
彦根での高速道路集中工事の施工管理を担当した時は、朝早くから夜遅くまでの仕事で大変でしたが、それだけに、終わった後の帰り道、高速道路脇のガードレールを見たときには「やった!!」という達成感でいっぱいでした。何度も見返してしまったほど(笑)
自分の仕事が形として残っていくことが嬉しいですね。
学生時代から施工管理の仕事がやりたいと思って当社を選びました。やることが多くて大変なことも多いのですが、各地で職人さんや協力会社の方々との出会いがあり、面白い話が聞けたり仲良くなって、知らない事を色々と聞けることが勉強になります。
職人さんというと、「いかつい」イメージかもしれませんが、親切で協力的な方が多いですよ。
仕事の流れがだんだん分かって来て、自分の指示で現場を動かしているということ。
施工管理とは、現場の責任者なので、判断が必要な時には職人さんから質問されます。そんな時、自分でわかっていないとしっかり答えられません。ですので、理由を考えて提案したいと思います。
分かり合える人が近くにたくさんいれば、ポジティブになれますよね!